趣味の、長期ゆるゆるインタビュー企画です。 


by moriko_2011

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【大学の友人で画家・池口友理】【1年目】 イケグチワールドについて聞いてみる(3/3)

森:働きながら制作活動してんじゃん?ゆりちゃんも。
  制作一本にしたい!とか思うことはないの?

ゆ:思う!

森:笑。

ゆ:今、(大学の)事務してるんやけど。
  事務って、たぶんできる人にはなんでもないことなんだけど、
  わたしにはそのなんでもない部分が
  すごいむずかしいと思うの。
  だから、わたしやりたくなーいってなる。

森:笑。

ゆ:なんか普通の人が簡単にやってる、
  外とかお店とかで見てると
  普通にやってるなって部分が
  わたしはすごい苦手なんよ。

森:うん。

ゆ:なんかこう、先生に笑顔でおしゃべりして、
  ちゃんと予定を調整して「何時に来てくださいね」っていうのを
  すごい自然に伝えられる人っているやん。
  自分じゃない人はわりと普通にやってるなと思う。
  けど、わたしがやると
  先生に、ストイックに「15時に来てください!」っていう。

森:笑。ストイックに。

ゆ:「あ、あの、わたしはあなたが15時に来てくれないと困るんです!」
  みたいなオーラを出してお願いしちゃったりとかして、
  なんかどうにかならないかなーと思うけど、
  緊張するのもあるし、あんまそういうのが向いてなくて。
  こう伝えなきゃいけないっていう情報があったら
  もうそれにまっしぐらになっちゃう。

森:ずーんって(突き進む感じ)。

ゆ:「お願いします!」みたいな。
  あの感じがたぶん向いてないなって思っちゃう。
  さわやかじゃないわーって思って。
  (PC入力みたいな)事務作業は嫌いじゃないしできるんだけど、
  おしゃべりするほうの事務作業のほうが。なんかあんまり。

森:うん。

ゆ:「製図室に忘れ物したので鍵開けてください」って言われたときに
 「あ、忘れ物したのー待ってねー」みたいなさわやかな事務員もいるはずなのに、
 「あ。忘れ物をしたんですか(キリッ)。では、鍵を開けますので(キリッ)」ってなんかカタイ。
  なんかわかっててもできないっていうか。わたしかなりカタイ事務員だなと。

森:事務員ゆりちゃんを超見に行きたい。

ゆ:いやもうねえ、「しゃべりたくもないし」っていうぐらいの
  変なオーラが出てる。仕事っていう意識があるから
  ちゃんとしなきゃっていうのがあって、それが悪い方向にいってて(笑)

森:笑。

ゆ:ふだん家で「鍵貸してー」って言われたら
  「あ、どうぞー」とか言ってさわやかに鍵貸せるのに、
  学校でそれがあると「はい(キリッ)」って。
  めっちゃやな感じの事務員になる。なんかね、あれ向いてないわ。

森:かしこまりましたー!みたいな感じ。

ゆ:仕事っていう切り替えをやりすぎてるのか、
  仕事がいやだっていうのがもうあるのか、
  なんか全然自信も持てないし、やってて苦痛しかない(笑)

森:笑。

ゆ:たぶんけっこうあがり性。
  友達だといいけど、目上のひととかにしゃべりかけられると尋問みたいになる。
  なんだろうね。敬語がうまくないからかな。
  なんかもうかたまっちゃって、みんながハッピーじゃない。

森:仕事はさ、お金をもらうため(にしてる)って感じ?

ゆ:今(の大学事務の仕事)は流れに自然にのった感じで。
 「ならしてください!」って感じでなったわけじゃなくて。
 (4月からの進路が決まってなかった卒業間近に)
  Y先生から「事務員さがしているんだけど、どう?」って
  声かけてもらって、「あ、やりますやります」って感じで、
  面接して、ぱーって入っちゃったから、
  なんかすごい変な…

森:変な感じ?

ゆ:「お金のため(に仕事)!」って感じでもないし。
  「あ、来ました。今日も(大学に)来ました!」みたいな感じ。

森:笑。今日も来ました。ちょっと苦痛だけどって?

ゆ:「今日もやってきました。来るのが仕事ですよね」みたいな。
  なんか、学生のときにアルバイトしてたときとも
  またちょっと感覚が違うっていうか。
  「毎日行くところがあってよかった」って感じで行ってるのかな。
  だからお金がゼロ円になっても気がつかずに行ってる感じ。

森:笑。

ゆ:やってる仕事も先生たちのサポートていうか、
  先生に関係ある仕事が、ゼミ生だったら無料で手伝いますよみたいな仕事が多いから、
  先生への愛だけで(無償で仕事を)やれるかもしれない。

森:なるほどね。

ゆ:だから全然そんなには仕事してるって感じはしてないんだけど、
  なんかね、微妙な感じ。

森:話は戻るけどさ、テーマ審査の発表のときとか
  話はうまくまとまった?

ゆ:うん。うんっていうか、もうがちがちに
  何分でしゃべるっていう文章をもう全部決めて、読んだ。

森:読んだ(笑)

ゆ:(審査する先生たちの)顔を見ずに、
  紙をこう(顔の正面に持って)ずっと読んで、
  ぷちってPCをクリックしてまた読んでってやったから失敗とかはないけど。

森:うん(笑)

ゆ:その文章も、10回はいかないかもしれないけど、
  5回ぐらいはゼミの先生に、一週間ぐらいまえから見てもらってたから。
  てにをはの細かいとこから漢字の間違いまで全部。

森:これをあとは読むだけだーって(状態でプレゼン)。

ゆ:間違いはないから。
  だからそんなには苦労してないっていうか。

森:さっきゆりちゃんがさ、
 「説明すれば説明するほどださくなるんじゃないか」
  みたいなことを言ってたじゃん。

ゆ:言った(笑)

森:わたしはけっこう言葉で考えるタイプなの。
  デザインも、ヒポ(←趣味で続けているクレイアニメーション制作活動のこと)で
  こういうのつくりたいっていうのにしても。
  どこがどうおもしろいのかっていうのを
  一番最初に言葉でぎゅっと凝縮してからつくりはじめるタイプで。
  もちろん直感的にこれ!ってときもあるんだけど、その場合もいったん言葉にする。
  そうするとアウトプットとして目指すものが、まるっとカタチを現す感じがしてるから
  そういうやり方なんだけど、(ゆりちゃんは)それはない?
  言葉にはしたくない、(この段階では)まだ出さんぞ、みたいな感じ?

ゆ:いや、なんか、言葉にならないっていうか、
 「黄色いいじゃん!」みたいな。「あたし黄色好き!」みたいな。
  なぜ黄色が好きかとかって言い出したら、
 「それうそじゃない?今つくったんじゃない?」みたいな風になりそうなぐらい
  危ういことを言ってることが多いから、

森:うん。

ゆ:だから、なんか説明するの好きじゃないっていうか、
  言えば言うほど自分が自信がなくなってくるというか
 「本当に黄色好きだったかな?」みたいな。

森:ああ。

ゆ:なんかあんまちゃんとしてないっていうか。
  今は家を、住宅の絵を描いてることが多いんだけど、
  それも「住宅、いいな!と思って」ってので描いてて、
  それをすごいつっこまれると、「うーん…わかんない」ってなっちゃう。
 「なんで今住宅か」とか「どっから住宅が来たの?」とか言われても、
 「うーん、なんか住宅がいいと思って」みたいな。

森:うん。

ゆ:なんかすごい危ないっていうか、
  気がついたら(絵の)テーマにしていることとかが多過ぎて、
  言葉にし出すとそっちが作品になっちゃうぐらい考えこまないと
  文章が出てこないっていうか。

森:うん(笑)なんかさ、描く理由は、
  好きだからとか今住宅が描きたくなったからだと思うんだけど、
  なんか描きたくなったきっかけみたいなのってある…と思うんだよね。
  おそらく。すごくふっとしたきっかけだと思うんだけど。
  あるときこんな家を見た、とか。それがすごい昔とかでも最近とかでも。

ゆ:ああ。

森:それがたぶんずっと残ってて、
  今になって描きたくなったとかじゃないかなと(勝手に)思うんだけど。

ゆ:たぶんね、その辺をね、すっ飛ばしてっていうか忘れちゃうから、
  とたん「いいよね!」みたいな(笑)
  なんかね、すごいすっ飛ばしちゃってて、
  忘れちゃってることが多いのかな。なんでかとかは思い出せなくて。

森:でもゆりちゃんの場合は、なんでかは伝えなくても
  作品でそんだけがっと伝えられちゃうから(言葉はなくても)いい気はする(笑)

ゆ:今、いろんな家をいっぱい描いてて。
  それとかも(なんで描いてるかとか)いろいろ質問される。
  一緒に住んでる子にもいろいろ聞かれたりして。
 「うーん…(困)その質問には答えたくありません」みたいな(感じになる)。

森:そうかー(笑)

ゆ:なんかしゃべれるといいなと(思う)。絵を見る方もとっかかりが。
  (言葉がないのは)見る方に親切じゃないかとは思うけど、出てこないんだよね(笑)
  だから卒制みたいに、(作品について)しゃべることが(前提として)決まってたらがんばるかな。

森:うん。

ゆ:でも、卒制はけっこう早い段階から(テーマとかを)文章にしないといけなかったから、
  記録として何考えてたかが残ってて最後までいけたけど。
  今やってるのとか最初から書いてないから
  だんだんもう自分のなかで、むちゃくちゃになって
  なにがなんだかわかんないけどこうなりましたみたいな。
  だから卒制とかはいいかもね。勉強になるかも。

森:うん(笑)勉強にはなった。

ゆ:先生とかに「何するの?何するか書いておいで」って言われて、
  最初っからね、ちゃんと記録が残ってて、
  最終(的につくったもの)と全然違うものを最初言ってたっていう事実もちゃんと残ってて、
  次考えるときにここ(そういう事実とか)がまたね、役に立ったりとかね、あれはよかったね。
  これからもなんか記録するといいかもね。

森:かもね。自分の考えがたどれる記録が残ってるといいなというのもあって
  これ(このインタビュー企画)をやってんだけどね。

ゆ:あ!そんなんすか。

森:でもね、そんなにね、大それたことじゃなくて、
  こう会って話しててもさけっこうそれっきりになっちゃうじゃん。

ゆ:ああ。

森:それを記録として定期的に残していくと、
 「あ、こういう風に考え方が変化してったんだな」とか
 「こういうとこは変んないんだな」とかさ。

ゆ:あるよね。

森:あるよね(笑)

ゆ:あ、来年も(インタビューが)あるんやっけ?

森:来年もあるよ。よろしく。

ゆ:来年はもう「事務楽しー」みたいな。
 「事務天職だわ」とか言って。

森:笑。

ゆ:言ってるかなー

森:さわやかに言ってるかもよ(笑)

ゆ:言ってるかもしれん。
  そうか、(記録が)残っちゃうのか。

森:そう、でもゆるい感じで残すから大丈夫。

天才肌なので、感性でどーん!みたいな発言が飛び出すのかと思いきや、
ゆりちゃんはけっこう賢く謙虚で普通でした。
わたしにとっての彼女の絵の魅力が、インタビュー前後で少し変ったような気がします。

と、こんな感じで残してみたけど、いかがかしら、ゆりちゃん?
じっくり話せてとても楽しかったです。次回もまたよろしくです!
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by moriko_2011 | 2012-06-16 08:28 | 03_画家・ゆりちゃん

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02_元上司のMさん
03_画家・ゆりちゃん
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